後期A型答練&択一模試ハイレベル2nd。

刑法。
共謀共同正犯*1を「Zは上司Xに『もう(暴行を)やめてもよいのでは』とたずね、またYの暴行を妨害していることから、Zには反対動機形成が可能であったと解しうるため教唆*2にとどまる」と、また派手な技を展開させていますよ。
論証を覚えていないことを理由に、奇天烈なことを書くのを止めようとは思っているのですけどね。


さて、二週間前に書いた「質権の善意取得」は、やはり「『類推』ではなく直接適用」と書かれていました。転質*3だけでは十分に処理できないなんて、百選にはないじゃないか。
というわけで、民法最低点記録更新です。


午後の択一ハイレベルは自分としては最終回。
合推を目指そうと意気込んで、刑-民-憲の順で挑みましたが、憲法で記録的な大敗北*4で最低点更新です。
いくら、問題を捻出できないからって「個数問題」「間違えているもの、正しいもの一つ」の羅列は、出題者のセンスを疑うよ、ホント。
基礎知識だけで、しっかりと60問をそろえてくる本試験を見習えっ!!って言っても仕方ないんですけどね。
なんだか、小選挙区制度により壊滅する某政党みたいで、爽快感すら感じていますね。
もっとも、今だからこうして書けているけど、答え合わせしている最中は「はぁ?」「何これ?」の連続でしたし、帰宅時の車中では「今年は断念して、来年にピントを合わせようかな」なんて、真面目に考えていました。
一晩明けて、携帯のマスコットのくーまんに「あきらめなければ、夢はかなうでふ」なんて励まされて元気を回復できたのは、少し情けない気もしますが、これもまた運命と言うことで。

*1:60条

*2:61条

*3:348条

*4:とてもでないけど書けない