東京地裁刑事部。(その1)

話が前後して申し訳ないのですが、10月12日に初めて裁判の傍聴をしました。
よりによって、東京地裁でですよ。霞ヶ関ですよ。中央官庁ですよ。わくわくわく。
京葉線東京駅ホームを降りてタクシー経由で目的地へ*1
さて10時過ぎに入り口に到着。
金属検知器を通過して庁内へ。当たり前なのかもしれませんがバッチを付けている人はフリーパスです。
守衛さんの前の帳面をパラパラとめくり、第一回公判の予定を探したところ、ちょうど「10:30〜 恐喝未遂*2」の事件があったので、そちらへ向かうことにしました。
目指す階でエレベーターを降りると、そこは1Fとは異なった厳粛な雰囲気が漂う不思議な空間。
その瞬間に「これが裁判所なんだ」と実感しましたね。
目的の裁判所では、既に別の事件*3が審議されており、そのまま判決まで至りました。
さて傍聴目的の裁判が始まります。
検察官は前事件のまま。弁護士バッチ*4をつけた弁護人は、傍聴席側から弁護人席へ移動し着席。裁判官の席から少し下がったところに座る二人は今年4月から修習期間に入ったと思しき司法修習生です。
それから被告人です。
手錠と腰縄を施された状態で中年の男が連行されて入場。途端に雰囲気が緊張します。
さえないように見えるのですが、彼もまた立派に「犯罪者」なのです。
裁判所事務員による「起立」の号令、そして裁判官の入場です。
「○○こと××の恐喝未遂事件」の審判の開始が宣告されます。
以下次号

*1:道に迷ったのは内緒だ

*2:刑法250条、刑法249条

*3:入国管理法違反

*4:はじめて実物を見ました。分厚い