単身赴任

退院後家内は我が子とともに実家に滞在している。
退社時に経由することで、一日の通勤車走行距離は1.0kmほど伸びるのだが、その程度の近さにて別居しているということである。
都合ここ十数日間は、一人で起きて一人で食事をしているのだが、生活上の変化が現れた。
早起きして、朝のうちに勉強するということである。




通常自分は、夜寝る前に勉強する。
ただ、既に一日の疲れのピークに達しているわけだから、集中力の面で長くは続かない。
これがDVD講義となると、眠くなることとの競争である。終いには講義へ集中することと集中力を維持することとの目的が転換されてしまう。
一方で朝なのだが、これが結構効果的であった。
朝半分寝ぼけながらも、HDDビデオで録画した朝のニュースを早送り再生しながら、朝食の準備(これとて、前日に用意してあったものをただレンジにかけるだけなのだが)をする。食事を終える頃にはすっかりと立ち上がっている頭のブートを勉強に向けて、今度はDVD講義を聴く。
出発の時間が決まっているから集中力も高まるし、往路の車の中で講義の内容を反芻することもできる。
そして帰宅後の勉強は択一過去問といった「機械的作業」が要求されるもの主体にしていくことで、本能的な感覚を養えるのだ。




難点としては、仕事中の集中力に影響が出てくることなのだが。
元来、仕事というものの大半が機械的なのだから、問題はないか(笑)